NHK大阪制作の朝のテレビ小説「ちりとてちん」最終回でした。
上方落語と若狭塗箸をモチーフにして
田舎育ちのコンプレックス満載の女の子が
生き甲斐と自信を身につけていく
まさに泣いて笑っての物語でした。
ここ数作の中でも出色の出来だったのではないでしょうか？
主人公・喜代美役の貫地谷しほりは
「風林火山」でも序盤のみの登場にもかかわらず
存在感があって今回のドラマも期待していましたが、
このおっちょこちょいで気の良い女の子の役にハマってました。
落語のネタがお話に巧く織り込まれていたり、
登場人物のネーミングが三国志の人物名を捩っていたり、
いろいろ好奇心が刺激されました。
でも、このドラマの真の主人公は
和久井映見演じる喜代美の母親・糸子でしょう。
こんな愉快で、愛情に満ちたお母ちゃんがいたら
子供は絶対にグレないでしょうねー。
喜代美の祖父・正太郎の劇中の言葉通り、
観ていた僕も“よ～け笑わせて”もらいました。
