西京極 紫の館

京都サンガF.C.サポーターの日常をつづるblog。試合観戦のレビューの他にも趣味の映画や音楽、読書の感想なども書いていきます。

探偵はBARにいる  監督/橋本 一


【出演】
 大泉 洋
 松田龍平
 小雪

【ストーリー】
舞台は札幌・ススキノ。この街の裏も表も知り尽くした探偵は、いつものように行きつけのBARで相棒兼運転手の高田と酒を飲み、オセロに興じていた。そこへ“コンドウキョウコ”と名乗る女から電話が。職業柄、危険の匂いには敏感なはずが、簡単な依頼だと思い引き受け、翌日実行。だがその直後に拉致され、雪に埋められ、半殺しの目に遭ってしまう。怒りが収まらぬ探偵の元に、再び“コンドウキョウコ”から電話が…その依頼を渋々こなし、自力での報復に動き出した探偵と高田は、知らず知らずのうちに事態の核心に触れていく。その過程で浮かび上がる沙織という謎の美女と大物実業家・霧島の存在。そして、探偵は4つの殺人事件にぶつかる…

【西京極の評価】
往年の東映セントラルアーツ作品が現代に蘇ったような映画だ。原作小説を読んでいないので、どの程度忠実に再現され、どの程度映画のオリジナリティが散りばめられているのかは分らないが、松田優作が遊戯シリーズで演じた硬軟とりまぜた殺し屋・鳴海というキャラを、軟の大泉と硬の松田龍平の二人が二人羽織で演じている印象。他にも最近キレた異常者役の多い高嶋政伸が今回もイイ感じにキレてます。小雪は相変わらず演技ヘタ。なんでこの女優をみんな使いたがるのかよく解らん。最後に音楽がこれまた東映セントラル大野雄二っぽくて泣ける!僕にとってはノスタルジックな映画だったけど、今の人には逆に新鮮に受け取られるのかも、ね。

【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆★★
 演出/演技 ☆☆☆★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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