
【出演】
マーティン・フリーマン
イアン・マッケラン
リチャード・アーミティッジ
【ストーリー】
ビルボ・バギンズは、ドラゴンに支配され失われてしまったエレボールのドワーフ王国の再建をかけ、壮大な冒険の旅へ出る。ある時、魔法使いのガンダルフに突然声をかけられ、ビルボは、伝説的な戦士トーリン・オーケンシールド率いる13人のドワーフから成る一団に参加することになる。道中、ゴブリンやオーク、破壊的なワーグと巨大な蜘蛛、シェイプシフター、そして魔術師で埋め尽くされた危険な荒野へと誘われていく一団。彼らは東を目指す。目的地ははなれ山の荒地にあり、そこに辿り着くためには何としてもゴブリン・トンネルを生きて通り抜けなくてはならない。そこでビルボは自身の人生を永遠に変えてしまうクリーチャーと出会ってしまい…
【西京極の評価】
原作に忠実です。原作になかった茶色の魔法使いラダガストのエピソードが追加されているくらいで、あとは原作通り。今回は旅の仲間である13人のドワーフとビルボが信頼関係を築くまでの物語。元々が児童文学なので、全体的にコミカルで軽い。主人公のビルボも「指輪物語」のフロドに比べて、悲壮感がなく、ゴブリンと剣で立ち合いを繰り広げるなど、なかなか主人公っぽい。注目はゴラムとのなぞなぞ合戦シーン。ゴラムは憎めないキャラですね、相変わらず。最大の敵である火竜スマウグの全貌はまだ明らかになっていないので、まぁお話はこれからが本番。映像は美しいが、LOTR3部作を観た時の様な感動は…なかったな。なので評価は☆3つと低めです。
【総合評価】 ☆☆☆★★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆★★
演出/演技 ☆☆☆★★
映像 ☆☆☆☆★
音楽/音響 ☆☆☆★★
