
【出演】
レオナルド・デュカプリオ
トビー・マグワイア
キャリー・マリガン
【ストーリー】
ニックが暮らす家の隣に建つ、ぜいを凝らした宮殿のような豪邸。ニックは、そこで毎晩のように盛大なパーティーを開く若き大富豪ジェイ・ギャツビーと言葉を交わす仲になる。どこからやって来たのか、いかにしてばく大な富を得たのか、なぜパーティーを開催し続けるのか、日を追うごとに彼への疑問を大きく膨らませていくニック。やがて、名家の出身ながらも身寄りがないこと、戦争でさまざまな勲章を受けたことなどを明かされるが、ニックはこの話に疑念を持つ。
【西京極の評価】
つい最近フィッツジェラルドの原作を読んだところなので、結末は知っていたのだが、それでも切ない気持ちにさせられた。前半部分の絢爛ではあるが、空疎なセレブたちのパーティから中盤のジェイとデイジーの滑稽な純愛、そして悲劇的なラスト。計算された構成に納得した。キャスティングもハマっている。“綺麗なおバカさん”デイジーらしいぼんやりした表情のC.マリガン、“気弱で真面目なおぼっちゃま”ニックそのもののT.マグワイア、極めつけは“不幸な結末が世界一似合うヤツ”レオ様。この面子は完璧です!
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆☆☆☆★
演出/演技 ☆☆☆☆★
映像/特撮 ☆☆☆☆★
音楽/音響 ☆☆☆★★
