
【出演】
阿部 寛
上戸 彩
北村 一輝
宍戸 開
【ストーリー】
ユニークな浴場を作り上げ、一気に名声を得た古代ローマの浴場設計技師ルシウスは、剣闘士の傷を癒やすための浴場建設の命を受け頭を悩ませていたところ、またもや現代の日本へタイムスリップ。そこで風呂雑誌の記者になっていた真実と再会を果たすも、やがてローマ帝国を二分する争いに翻弄されることになり…
【西京極の評価】
前作がヒットしたから柳の下の泥鰌をもう一匹…と目論んだのでしょうが、惨憺たる出来。制作費も前作以上にかけた割には費用対効果が感じられない。原作コミックからもかなり離れた脚本で、ほとんど笑えない小ネタばかり。阿部チャンが熱演すればするほど観ているこっちは気持ちが冷めていく。濃ゆい顔の日本人がローマ人を演じるというだけの同じネタで喜べるほど観客はバカじゃないんですヨ。(じゃあなんで金出して観に行くんだオレは!?)上戸彩の入浴シーンだけで評価を上げるのはムリ。唯一、白木みのる先生のお元気な姿を拝見出来たのだけが収穫でした(苦笑)
【総合評価】 ☆★★★★(満点は☆5つ)
ストーリー ☆★★★★
演出/演技 ☆★★★★
映像/特撮 ☆☆★★★
音楽/音響 ☆★★★★
