西京極 紫の館

京都サンガF.C.サポーターの日常をつづるblog。試合観戦のレビューの他にも趣味の映画や音楽、読書の感想なども書いていきます。

ファインディング・ドリー(日本語吹替版)  監督/アンドリュー・スタントン


【声の出演】
 室井 滋 (ドリー)
 木梨 憲武(マーリン)
 上川 隆也(ハンク)
 中村 アン(ディスティニー)

【ストーリー】
カクレクマノミのニモの大親友であるナンヨウハギのドリーは、すぐに何でも忘れてしまう。ある日、子供のころの思い出がよみがえり、一念発起して家族を捜す旅に出ることを決意する。おっちょこちょいなドリーを心配したニモは、父親マーリンを説得してドリーの旅に同行する。

【西京極の評価】
前作『ファインディング・ニモ』ではドリーキャラづけの為の“忘れんぼ”が、今作では完全に“記憶障害”レベルに。そのせいで起こるてんやわんやの大騒動は前作より格段に面白い。主役にするなら地味な性格のマーリンやニモよりも圧倒的にドリーの方が魅力的だもんね!そしてベビー時代のドリーの愛らしさといったら…もうタマラン!!これって知的障害者の社会参加がテーマですよね。う~ん、『ズートピア』に続いて扱いの難しいテーマを選んだな~。僕的には『ズートピア』より今作の方が納得感あったし、映画としても完成度高いと思いました。ドリーの声は室井滋サンしか考えられないっすね。

同時上映短編:ひな鳥の冒険

こちらもなかなかの力作。砂浜に打ち寄せる波や砂から湧き出す泡のCG表現が素晴らしい。カメラのピント調節もリアリティを出すのに一役買っている。海鳥の表現もあまりマンガ的にし過ぎず、いい塩梅のデザインでした。台詞なしで物語を紡ぐのが巧いな。

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆☆☆★
 演出/演技 ☆☆☆☆★
 映像/特撮 ☆☆☆☆★
 音楽/音響 ☆☆☆☆★

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