西京極 紫の館

京都サンガF.C.サポーターの日常をつづるblog。試合観戦のレビューの他にも趣味の映画や音楽、読書の感想なども書いていきます。

MEG ザ・モンスター  監督/ジョン・タートルトーブ


【出演】
 ジェイソン・ステイサム
 リー・ビンビン
 レイン・ウィルソン
 
【ストーリー】
地球で最も深い海とされるマリアナ海溝以上の深海が発見され、探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす。チームは世紀の発見に沸き立つが、突如巨大な何かの襲撃を受け、動けなくなってしまう。深海レスキューダイバーのジョナス・テイラーが助けに向かうと、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ、メガロドンが出現する。

【西京極の評価】
往年の東宝特撮映画を彷彿とさせる導入部で期待値が上がったものの、いざメガロドンが登場してしまうと普通のサメにしか見えない。演出も大人しめで、サスペンス感もホラーっぽさもない。終盤の中国三亜海岸のシーンでは大勢の中国人海水浴客がギャーギャーうるさく騒ぎ立てる割に大した惨劇にもならず…『JAWS』のホオジロザメ(8m)の3倍はあるのに図体に見合った活躍をしないまま終了。これは監督の力量の差ですね。挿入歌で歌われるトニー・バジルの名曲『Mickey』も中国語で歌われると何だか興醒め。チャイナマネーで製作したとはいえ、ちょっと中国に忖度し過ぎでは?でもヒロイン・スーインを演じたリー・ビンビン(当年とって45歳には見えない!)は可愛い。

【総合評価】 ☆☆★★★(満点は☆5つ)
 ストーリー ☆☆★★★
 演出/演技 ☆☆★★★
 映像    ☆☆☆★★
 音楽/音響 ☆☆★★★

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