
【声の出演】
唐沢 寿明 (ウッディ)
所ジョージ(バズ・ライトイヤー)
戸田 恵子 (ボー・ピープ)
流星 涼 (フォーキー)
【ストーリー】
ある日、ボニーは幼稚園の工作で作ったお手製のオモチャのフォーキーを家に持って帰る。カウボーイ人形のウッディが、オモチャの仲間たちにフォーキーを現在のボニーの一番のお気に入りだと紹介。だが自分をゴミだと思ってしまったフォーキーは、ゴミ箱が似合いの場所だと部屋から逃亡し、ウッディは後を追い掛ける。
【西京極の評価】
キレイな形で大団円を迎えた『トイ・ストーリー3』。その続きがまだありましたって言うんだけど、「何かイヤな予感がするな~」と個人的に思ってた。結果、その予感が的中。このシリーズを通しての基本テーマ「オモチャは子供に愛されてこそ幸せ」を本作では完全否定。「第一線で働けなくなった者は大人しく裏方に回るか、諦めてゴミになるしかない」というミもフタもない結論に。こんなお話、子供には罪悪感、大人には諦念を与えるだけではないの?ジョン・ラセターら先人が築き上げた世界観へのリスペクトがない作品を創る今のディズニーとピクサーって大丈夫なのか?いくらCG技術が進歩しても魂がなければ意味がない。僕はこの『4』だけは認めない!
【総合評価】 ☆★★★★(満点は☆5つ)
ストーリー ★★★★★
演出/演技 ☆☆☆☆★
映像/特撮 ☆☆☆☆☆
音楽/音響 ☆★★★★
