真凛ちゃん、カワイイ♡
スタイルを捨てた名古屋VSボールを持たされた京都
前節アウェイ町田戦では大空と心之助のW今季初ゴールで劇的な逆転勝ち、首位と勝ち点差4の3位に再浮上したサンガ。ターンオーバーしたメンバーやベンチメンバーで勝てたのは大きかったが、攻撃の起点を担ってきた大智が筋肉系の負傷で途中退場したのは懸念材料。そんなGWから続く5連戦ラストとなる今節ホームで対戦するのは、勝ったり負けたりでギリ残留圏内17位の名古屋。イマイチ強いのか、弱いのかよぉ分からん。顔ぶれだけ見たら強豪やけど、下位に低迷する相手に負ける訳にはいかない。ホームできっちり勝って上位に踏み止まりたいところ。
スタジアム入場し、大旗セットし終わってからやっとこさスタメンチェック。怪我人もいるのでどんなメンバーで戦うのか?確認してみると…
【サンガのスタメン】
GK: 太田
DF: 宮本、鈴木、ウィリアム
MF: 福田、川﨑、武田、須貝
FW: ペドロ、ムリロ、松田天
SUB: 圍、永田、佐藤、米本、福岡、奥川、平戸、平賀、長沢
うわっ、見たことの無いフォーメーションや!?初っ端から3バックなのは今季初だよね?さらにアンカー役で将平を今季初スタメン起用。ムリロの1トップ(かな?)にJPと天馬の2シャドー。3-1-3-2-1…なのかな?やっぱりハファも大智もベンチ外。慎平がベンチ入りしているのは嬉しいがこの布陣、機能するんだろうか?
試合前、京都出身のフィギュアスケーター本田真凛ちゃんのPKキックイベントがあった。真凛ちゃんカワイイけど、梶原アナウンサーにしつこい目に真凛コールを要求されたのはちょっと参ったな。ハファのコールで「マ・リ・ン」ってコールするの「ン」が入ってるから声出し難いねん(苦笑)
【試合感想】
前半、ポゼッションして最終ラインからビルドアップするスタイル(だったはず)の名古屋は、意外にも敢えてボールをサンガに持たせながら自陣に引いて奪ったら一気に前線の山岸やマテウスに縦ロングボールを放り込む得意のスタイルとは程遠い戦術を採った。このやり方にサンガは苦戦を強いられる。ボールは持てていてもシュートまでいけない。ハセケンの思う壺やないかいっ!逆に何度も名古屋にシュートまでもっていかれヒヤヒヤ。どうにかこうにかスコアレスでハーフタイムを迎える。やっぱムリロの1トップじゃゴールが遠いな…う~む。
前半ほとんど透明人間化していたムリロに代えて後半頭から長身FW長沢投入。シャドーJPもタイプの違う雅也投入で、悪い流れを断ち切ろうという狙いと思われる。その狙い通りに前線にターゲットが出来た事でサンガの攻撃に勢いが復活。後半17分に連戦の疲れが見える天馬を大空に、後半21分にも須貝を響に交代すると、この交代が先制ゴールに結びつく。後半優太のシュートのこぼれ球に長沢がダイビングヘッド!これが名古屋ゴールのネットを揺らした!
♪ながさわ~ ながさわ~ ながさわしゅん オーオー
イケ イケ ながさわ~ イケ イケ ながさわ~ ゲットゴール♪
長沢の移籍初ゴールで盛り上がるホームゴール裏の我らサンガサポ。今日も交代選手の活躍で勝ち点3をググッと引き寄せた…その時はそう思ったが…。後半39分、名古屋の波状攻撃を受けてそこまで耐えに耐えて来た守備が見事に崩されて同点に…くっそ~!!
【試合後】
サンガにしてみれば先制したまま逃げ切りたかった試合。雅也がGKと1対1になった決定機のシュートが枠を捉えていれば…悔やまれる。名古屋の側も追いついての勝ち点1とはいえまだ残留争いに片足を突っ込んだままだし引き分けたからOKって気分でもなかっただろう。サンガサポも名古屋サポもスタジアムを後にして駅に向かう表情は冴えない。やっぱり勝たないとアカンよな。
帰りの電車の中で他会場の結果をチェックすると…鹿島勝っとるやないかい!鹿島との勝ち点差6に広がったか…ムムムムム…
【試合結果】 京都1-1名古屋
【観客数】 16,994人
【得点者】
京都 : 長沢70
名古屋 : 稲垣84
【サンガ選手の個人的評価】(10段階評価で5が平均)
GK: 太田6
DF: 宮本6、鈴木5.5、ウィリアム5.5
MF: 福田5.5、川﨑6、武田6(89分 米本-)、須貝5.5(66分 佐藤6)
FW: ペドロ5.5(HT 奥川5.5)、ムリロ4.5(HT 長沢7)、松田天5.5(62分 平賀6)
【今日の私的MOM】
長沢 駿 : 後半から入ってターゲットマンとしての存在を示し、ゴールも挙げた