
【紹介文】
石田三成の盟友として知られる義将・大谷吉継は、関ケ原の戦いで裏切った小早川秀秋軍を幾度も押し返すも、衆寡敵せず敗れて切腹。すると、現れたデウスによって三年前に戻り、再び関ケ原を戦うことに。小早川の裏切りを防ぐため、吉継はあることを阻止し、次こそは勝てると二度目の関ケ原に挑んだが、またもや思いがけぬことが起こって、切腹。その終わりなき闘いは五度に及び……。
【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
ドラマ性 ☆☆☆☆★
独創性 ☆☆☆☆★
読み易さ ☆☆☆☆☆
【西京極の読後感想】
なろう系や転生モノのファンタジーによくある設定だが、歴史小説では珍しいタイムリープ。関ケ原の戦いでは地勢的優位に立っていたはずの西軍がなぜ敗れたのか?小早川の裏切り、三成と武断派諸将との対立、秀吉の無謀な唐入り…いろいろな原因、遠因が存在するが、もしそれがなかったなら西軍は勝てたのか?それを著者がシミュレーションしているのだが、そこを楽しめるかどうかで評価が変わる。僕は楽しめました。でも何度も切腹を繰り返しアタフタする吉継がアホっぽくて、その辺はちょっと可哀そうでしたが…(苦笑)![]()