西京極 紫の館

京都サンガF.C.サポーターの日常をつづるblog。試合観戦のレビューの他にも趣味の映画や音楽、読書の感想なども書いていきます。

夕空のクライフイズム 1巻  作画/手原和憲  小学館


【紹介文】
「最高の負け試合をして美しく散りましょう!」
「あと一歩」が毎年続く私立高校、木登学園のサッカー部。高2の秋、新チーム始動のタイミングでいきなり監督が他校に引き抜かれた!ただでさえ大ダメージの部員達に追い討ちをかける新監督が現れて…!?

【総合評価】 ☆☆☆☆★(満点は☆5つ)
 ドラマ性 ☆☆☆☆★
  独創性 ☆☆☆☆☆
 読み易さ ☆☆☆☆☆

【西京極の読後感想】
最近のサッカー漫画ではツジトモの『GIANT KILLING』が有名で、サンガサポ仲間でもハマってる人が大勢います。なので敢えて僕のブログで取り上げる必要はないでしょう。で、僕が紹介したいのは週刊ビッグコミックスピリッツで連載中の『夕空のクライフイズム』です。
この作家さん絵は正直言って上手いとは言えませんが、お話が面白いです。それもサンガサポーターには響くものがあると思います。だって主人公がドリブルしか能のない選手で、監督のモットーがヨハンクライフの言葉である「美しく負けることは恥ではない、無様に勝つことを恥と思え」ですよ。そんでもって超攻撃的フォーメーションの3-4-3を布いて、味方がボールを奪ったらDFどころかGKまでが全員で攻撃参加しろっってんだからイカレてる(笑)コレって祖母井さんが提唱してる“また観たくなる攻撃サッカー”じゃないの?読んでたら「そうそう!そういうサッカーが観たいんだよ!」と思ってしまう。結果にこだわるのも大事だろうけど、サッカーの楽しさってのはそれだけじゃないと僕も思う。ただ、それを徹底出来ないから不満な訳で…興味が出たら是非読んでください。単行本第1巻が発売されたところです。

あとこの漫画の中で山瀬が登場します。

このオッサン顔がマリノス時代の山瀬だって(爆)本人から文句云われへんのかいな?
で、サンガユニの山瀬も出てます。

こっちはだいぶ本人に近い描写になってます(苦笑)写真かなんか見ながら描いたんだろうね。
この漫画の中ではドリブラーの代名詞として扱われてます。山瀬、サンガでもっとドリブルで仕掛けていってほしいな~。

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